
長野の小屋周辺は、この10日間でかなり紅葉が進んだ。
進みすぎて、紅葉も終盤戦。
風が吹くとハラリハラリと落ち葉が舞う。
天気予報では、来週あたり雪かもしれないと言っていた。
いよいよ本格的に小屋閉めだ。

その前にお遊びのなんちゃってハンドメイド。
昨年は、鹿角のアクセサリーを作った。
papachan-august.hatenablog.com
papachan-august.hatenablog.com
いよいよ今年は鹿角ネットリリーサーに挑戦だ。
うまくいくかな~?
まずは、鹿角を適当な長さに切り落とす。
アクセサリーを作った時の残りものの角を使った。
バイスに鹿角をはさんで、レシプロソーで切断。



切断面とエッジを紙ヤスリで滑らかにする。
紙ヤスリは120番。

ここからが作業の核心部。
ネオジム磁石を埋め込む穴を開けるのだ。
磁石は10mm径。
ドリルで6mmの穴を軽く開ける。
もっと大きく開けたかったのだが、これより太い刃を持っていなかったからしょうがない。

ここからは、リューターで穴を広げていく。
う~、緊張する~。
切削用の小さな刃で穴を広げてから、円柱状のやすりで整えた。

こんなもんかな。
穴がゆがんでいるのはご愛敬。

ネオジム磁石をエポキシ樹脂接着剤で固める。
エポキシは、90分で硬化し始めるタイプ。


埋め込み完了。
磁石の頭がちょっと出ているのは、ビビッて穴を削り切れなかった証拠。
本当はフラットに埋め込みたかった…。

エポキシが完全に硬化するには10時間かかるので、本日の作業はここまで。
陽も傾いてきて、バルコニーの気温は5℃。
秋の日はつるべ落とし。
う~、身体が冷えてきた。
風呂入ろ。
*************
二日目
今朝もよく冷えた。

本日の作業は二つ。
ヒートンの埋め込みと革ベルトの加工だ。
作業の山場はおおむね越えたから今日は楽勝だ!なんて言っていたら、とんでもハプニング。(古い!)
ネオジムの固着具合を確かめるため、二つのパーツをカチッとくっつけてポンと離したら、ネオジムがとれてしまった。


どうやら、エポキシが鹿角の中心部のスカスカな部分に落ちてしまったようで、ネオジムの接着面にはわずかしか残らなかったみたい。
エポキシがはみ出さないように、量を少なくしたのが原因だろう。
リューターでエポキシを削ってから、もう一度接着。
今度は、はみ出すくらいエポキシを充填した。

接着剤が硬化し始める間に、革ベルトをつくる。
ネットとリリーサーをつなげるパーツだ。
幅15mmの革紐を11cmの長さで切断。
ポンチが無いので、キリで印をつけてからドリルで穴を開けた。
カシメの軸に合わせて5mm径の穴を3つ。



あとは、真鍮製のリングを通して、ねじ込み式のカシメを締めこんで出来上がり。
なかなかいい感じにできた。




それでは、鹿角の作業に戻ろう。
ヒートンを埋め込むための4mm径の穴を開ける。


この穴に回転式のヒートンを埋め込む。
もちろんヒートンは真鍮製。

竹串でエポキシを塗ってから、ヒートンを差し込んだ。
昨日の轍を踏まないようにたっぷりエポキシを充填した。
エポキシが回転部分に付かないように、マスキングテープで養生してからはめ込んだ。

明日の朝には、完全に固着してくれるといいのだが。
また、ポロリと外れてしまったら、ショックだなぁ。
************
三日目
今日は、小屋を閉めて帰京する。
朝から水抜き作業やごみの片づけなど、なんだかんだで2時間くらいかかるのだ。

合間を縫ってヒートンの固着状況を確認。
うん、しっかりくっついている。
ヒートンの回転もスムーズだ。
よしよし。

これですべてのパーツがそろった。
あとは、組み立てるだけ。

鹿角ネットリリーサー完成!
なかなかいいんじゃないの~。

さっそくランディングネットに装着してみた。
いいね~。
サイズ的にもしっくりくる。
小鹿の角なので、細身でちょうどよかった。

来シーズンは、これでいこう。
もう解禁が待ち遠しい。
************
□備忘録(材料費)□
鹿角 0円(渓で拾った)
ネオジム磁石10mm径(2個入り) 110円×2セット
真鍮製ネジ式カシメ10mm径・軸長8mm(2個入り) 350円
真鍮製回転式ヒートン4mm軸(5個入り) 1213円
真鍮製二重リング25㎜外径(6個入り) 599円
革紐15mm幅×700mm 850円